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(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8) View Large 先日、パナソニックから第三世代のマイクロフォーサーズ機であるDMC-GF3とG3が発表されました。 今回のポイントは小型軽量化。GFシリーズもGシリーズももともと小さいボディでしたが、それぞれ前機種よりもさらに小型化を追求したモデルとなりました。 G3の小型化に関しては概ね好評のようです。前機種からは電子ファインダーと背面液晶の表示を自動的に切り替えるアイセンサーが省略され、AFモードやドライブモードを切り替えるレバーやダイアルも省略されましたが、前機種よりは25%の体積減少とのことで小型化に関してはかなり努力した跡が見受けられます。逆に考えればこれまでのようにエントリークラスのボディでAFモードやドライブモードを切り替えられるレバーがついている方が異端とも言えますから、ある意味ではいわゆる正常進化ということにもなるのでしょう。 GF3は賛否両論のようですが、GF1ユーザーからは概ね不評のようです。不評の元はGF2からですがモードダイアルが省略されたこと、スクエアデザインからラウンドデザインに変更されたことでしょう。これはGF3の方向性を考えれば仕方がないとも言えますが、GF1ユーザーにとっては許容範囲外の変更なのでしょう。GF1ユーザーの中にはむしろG3の方を正当な後継機と考える人もいるようですが、GF1を完全に気に入っている人にとってはG3もGF3も何か違うと感じられるのは無理もありません。 逆に、小型ミラーレス機の新規購入を検討している人やとにかく小さいサブカメラが欲しいという人にとっては従来機よりも魅力的に感じられるカメラでしょう。モードダイアルがなくてもタッチパネルがあればある程度の操作性は保証できるでしょうし、この手の小型カメラではホットシューを使う撮影はしない人も多いでしょうから、携帯性最重視のカメラとして考えれば悪いものではないと思われます。 第三世代機はどちらかというと新規ユーザー獲得や従来機ではちょっと大きいと感じていたユーザーを狙ったモデルで、従来機の路線をそのまま受け継いで欲しいというユーザーの買い替え需要はほとんど念頭にないように見えます。 今後ハイアマ向けの新しいラインが追加されるとの噂がありますが、もしそれが本当だとしたらそれはGF1やG1に飛びついたハイアマ層の選ぶべきモデルになるのでしょう。全部入りのフラッグシップとしてはすでにGHシリーズがありますが、それとはまた違った路線であろう全部入りではないハイアマ向けボディとはいかなるものなのか、パナソニックのお手並み拝見といったところでしょうか。 省けるものは思い切って省いて小型軽量化をとことん追求したGF3、いわゆる全部入りながら出来る限りの小型化を追求したG3、一眼レフと比べれば小さいが各種機能を盛り沢山にしたGH2、小粒ながらもツボを抑えた機能を盛り込むであろう謎のハイアマ機、とマイクロフォーサーズにも役者が揃ってきました。 パナソニックは実に用意周到に、まずはミラーレスとは単に小さく軽いものではなく次世代のレンズ交換式システムを担うポテンシャルがある新時代の規格であることをG/GHシリーズで示した上で、やろうと思えばここまで小さくできるのだということをGF3で示してきました。一眼レフを超えるAF速度を追求したりフルサイズ並みのファインダー倍率を誇る電子ファインダーを搭載したりする一方で、省略できるものはギリギリまで省略して小型軽量化をとことん追求するボディを出すという2正面作戦。既存の常識に縛られない新しい時代のカメラを作るのだという強い意志と気概が伝わってきます。 ここから先マイクロフォーサーズが進む道はどういうものなのか、個人的には期待半分不安半分といったところですがミラーレスに期待する者の一人として見守っていきたいと思います。 #
by leopard_gck
| 2011-06-20 16:23
| ひとりごと
(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens: LUMIX G 20mm/F1.7) View Large 今回は「写真の見せ方」について考えてみたいと思います。 もうちょっと詳しい言い方をすれば、その写真の魅力を最も引き出せる見せ方をみつける、ということにもなります。 同じ写真であっても、例えば大きく引き伸ばした時とポストカードサイズではかなり印象が異なります。 大きくすればそれで良いというものではなくて、テーブルフォトやペットの写真などはむやみやたらに大きくするよりはポストカード程度に留めておいて手元で見られるようにした方が写真の魅力をより引き出すことができるでしょう。逆に、細かいところまで精緻に写っている雄大な風景写真などは小さいサイズだとその魅力を十分に発揮することができないでしょう。 デジタル時代になって写真を発表する場は多種多様になりましたから、写真の大きさだけでなく、背景の色、縦横比、写真と文章のバランスなどによっても写真の印象は変わってくるでしょう。 本来は写真一枚一枚に最も適したサイズと背景色と縦横比をそれぞれ見つけるべきでしょうけれど、現実的には写真サイトやブログなどの制限もありますから逆に撮る写真をその制限に合わせるというやり方になることが多いだろうと思います。 わたしの場合はメインの活動の場所はFlickrと考えていますので、写真サイズはFlickrのデフォルトである長辺640ピクセル、縦横比は今使っているカメラのデフォルトである4:3、背景色は白、というのが前提になる写真を撮る、ということになります。ただし640ピクセルでは写真の魅力を表現しきれないと判断した時は大きなサイズへのリンクを貼ることにしています。その際には背景色は黒になるようにしていますが、これは背景を黒にすることによって写真全体を浮き上がらせるような効果を期待しているからです。 以下はあくまでわたしの個人的な考えですが、枠をつけたり背景を黒でしか見られない写真は極力撮らないようにしています。ちょっと凝った枠をつけるとそれだけで何となく本格的なイメージになってしまったり、背景を黒にすることによってそれだけで何となく非現実的な雰囲気が出てしまい、本来の写真の持つ力に関係ないところで見る側の判断力を惑わせる可能性があるからです。 (ただし上述の如く背景を黒にするメリットもあると思いますので、オプションとしてそういう見方も提供するというやり方にしています) 「最も適切な見せ方」を決めるのが写真を撮る前にせよ後にせよ、そういう考え方も「写真を撮る」という行為に含まれるものだと考えています。 Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020 by G-Tools #
by leopard_gck
| 2011-05-15 10:22
| ひとりごと
(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8) View Large Flickrという世界最大の写真共有サイトがあります。ウェブで写真関係の活動をしていればすでに参加しておられる方も多いでしょうし、参加はしていなくても名前を聞いたことはあるだろうと思います。 今回はそのFlickrについて書いてみます。これは以前からやろうと思っていたことなのですが、なかなか文章をまとめられずに延ばし延ばしにしていました。これから書くこともFlickrのすべてについて書くわけではなく、おそらく数回にわたって書くことになるだろうと思います。 Flickrに参加する最大のメリットは、世界中の人が撮った写真を見ることができて世界中の人と写真についてコミュニケーションがとれることです。英語圏の人が多いですが、中東やアフリカや東南アジアなどですごい写真を撮っている人たちがたくさんいることもわかります。 その辺の道ばたで撮ったお散歩写真を地球の裏側の人が見てコメントを書いてくれるというのはなかなか刺激的かつ魅力的な体験です。今回の写真もその辺の道ばたでひっそりと生えていたタンポポの綿毛ですが、こういう写真でも世界中の方から1000以上のview、200近いコメント、100以上のFavorites(要するにお気に入り)をいただきました。 さらに、そういうコミュニケーションをとることによって世界のプロアマ問わず凄いフォトグラファーを見つけることもできます。凄いフォトグラファーというのは凄い写真を撮るだけではなくて、凄い眼力(観察力、審美眼)を持っている人もいるということです。 例えば今回の写真、これもFlickrにアップしたものですが、"lovely work, and lovely processing... and so sharp in all the right places"というコメントをつけてくれたスコットランドの写真家がおられます。この方はわたしがこの写真で出したかったエッセンスをこの短い言葉ですべて表現してくれました。これはつまり、わたしがやろうとしたことを心情的にも技術的にも写真をちょっと見ただけで全て理解したということです。 他人の撮った写真に対してここまでシンプルに的確に本質を見抜くことができる人はなかなかいません。特に後半の言葉はマクロに対する深い造詣と経験と鋭い審美眼がなければ絶対に出てこないものでしょう。後半部分を読んだだけでもこの方がただ者ではないということがわかります。 昔の時代劇で刀で切った小枝の切り口を見ただけで切った人の腕を理解するというような描写がありましたが、写真でそれに近いことができる人は実際に存在するということです。 こういう凄い人がいるのがFlickrというところなんですね。 Flickrの魅力については、いずれまた別の視点から続きを書く予定です。 #
by leopard_gck
| 2011-05-12 12:24
| ひとりごと
(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8) View Large 今まで何度かお散歩写真について書いてきましたが、わたしにとってお散歩写真で一番楽しいのは、その辺で普段から歩きまわっているようなところで良いシャッターチャンスに巡り会えた瞬間です。 「良いシャッターチャンス」と言っても、別に珍しい被写体や出来事を見つけた瞬間というわけではありません。もちろん珍しい被写体に出会えればそれはそれで嬉しいですが、お散歩写真の醍醐味は何と言っても、「ごく普通の場所でごく普通の被写体で良い写真が撮れた時」だと思っています。 この季節で言えば、例えばその辺の道ばたで出会ったタンポポなどがそれにあたります。 今回の写真は、たまたま通りかかったビルの谷間にある花壇とはとても呼べないようなごく狭いスペースに何とか生えていたタンポポの綿毛です。 わたしも正直言いまして始めはごく軽い気持ちでカメラを構えたのですが、ファインダーを覗いた瞬間に「これは何かが起こっている!」と感じました。目の前にあるのはごくありふれた光景、ごくありふれた被写体。こんなところで写真を撮ろうなどと思う人はまずいない。しかしながら、綿毛の状態、光のまわり方、背景のバランス、そういったものが組み合わさってファインダーの中で何か魔法のようなことが起こっている。良いお散歩写真が得られる瞬間だと感じたのです。 こういう瞬間を掴むためには、やはりいつでもどこでもカメラを持ち歩いて、その瞬間を逃さず捉える準備を常にしておかなければならないと改めて感じます。 そのために必要なのは、小さく軽く高性能で、その辺の道ばたで人知れず起こっている小さな奇跡を確実に捉えてくれるレンズとカメラ。正にそれこそがマイクロフォーサーズです。 #
by leopard_gck
| 2011-04-26 19:43
| ひとりごと
(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8) 「写真の批評をしてほしい」と言われた場合、どういうわけかその多くは「どこがダメなのか教えて欲しい」という意味であるようです。また、批評を行う側も、「ここがダメ、あれがダメ」という指摘をすることが多いようです。 ダメなところを指摘すること自体は別に悪いことでも何でもありませんが、それだけで終わってしまって良いのだろうか、といつも思います。 あれがダメ、これもダメ、と良くないところをどんどん直していって、最後に残るのはどういう写真なのでしょうか。 とてもきれいで非の打ち所が無い教科書的で優等生的な、それでいて個性もアクも感じられない、感心はできるが感動はできない写真ではないでしょうか。 欠点を指摘するのは簡単です。多少の知識と経験があれば誰にでもできることだからです。 しかしながら、いったい何に感動してどうやったらその感動を表現することができるのか、そういうことは欠点をつぶしていくだけでは得ることができないだろうと思います。 例えば、「水平が出ていないからダメ」というのは簡単です。ちょっとでも写真をかじったことがあれば誰にでも言えることです。 しかしながら、水平をきちんと出すことがその写真にとってどういう意味があるのか、本当に水平が出ていたほうが良いのか、少しばかり傾いていたほうが作画意図を的確に出せるのではないか、そういうところまで考えた上で「水平を出すべき」と指摘しているのかどうか、そこが問題でしょう。 「横の線なのだから水平は出すべきだ」というような機械的な考え方では本当の向上は得られないだろうと思います。水平が出ていないからダメ、ではなく、その写真で表現したいものを出し切るために一番必要な角度は何か、と考えるべきだろうと思います。その答えは水平かもしれませんし、そうではないかもしれません。 本当の批評とはただダメ出しをするだけではなく、写真を撮るのと同じように「どうしたらもっと良くなるのか、魅力を引き出せるのか」というクリエイティブなスタンスで行うべきものだろうと思います。それは批評される側にとって有益であることはもちろん、批評する側にとっても自分を高めるためのイメージトレーニングに成り得るでしょう。 #
by leopard_gck
| 2011-04-21 17:47
| ひとりごと
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