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(camera: panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8) 写真は引き算だと言われます。 わかりやすく言い換えれば、余計なものを排除して表現したいものだけを写すということです。 ごく単純に考えれば、背景を真っ黒にしたり真っ白にしたり完全にぼかしたりして被写体のみをどどーんと大写しにすれば十分に引き算をした写真ということになります。が、カタログ写真ならそれで良いのかもしれませんけれども、鑑賞を主目的とした写真であればそれでは少々つまらないというか、物足りない写真になることもしばしばです。 ではどうするかと考えた場合、十分に引き算をした上に今度は逆に何かを加える、すなわちプラスアルファするというやり方があるだろうと思います。 こうすることによって写真に深みや奥行きや意外性を出すことができるでしょう。逆にデメリットとして主要被写体の表現が散漫になってしまう恐れがありますので、何をどうやって加えるかというのは慎重にやるべきだろうと思います。 例として自分で撮った写真を出すのは非常に心苦しいものがあるのですが人様の写真を勝手に出すわけにもいきませんのであえてわたしのヘタクソな写真を例に挙げるとすると・・・ この写真は産卵中のカマキリですけれども、マクロ写真なので背景はぼかせば良いので引き算は簡単です。しかし、ただ単に背景をぼかしたマクロ写真では珍しいシーンを撮ったというだけの写真になってしまいます。そこで背景にちょっと凝ってみたりアングルを慎重に決めてみたりするわけです。こういう構図であれば水平をきっちり出すというのも一つの手ですけれども、今回は重心的なバランスを重視することにしてあえて水平は出していません。 (この写真自体には自分で満足できないところがいくつもあるのですが、今回は話の流れ上あえて出しました) いらないものを引いていくというのは現実的には状況や技術や機材の制約で難しいことはあったとしても発想としては単純なものです。それよりは、引き算する上で何を残すのか、引いた後に何を足すのか、ということを考えるのが非常に難しいところだろうと思います。
by leopard_gck
| 2010-12-07 17:54
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